オーストリア |
「疾病別定額払い」「病院数&ベッド数管理等医療費抑制」「サービス内容管理強化」等により医療費をコントロールしている |
スイス |
保険料の一部負担増案が否決された2007年以降、医療費対GDP比が増加傾向に転じた |
ベルギー |
健康保険制度に予算管理を組み込むと同時に、疾病金庫に対する支出インセンティブを提供している |
ルクセンブルク |
社会保障システムの一部であるUnion of Sickness Fundsと各病院が個別交渉して医療費のコントロールをしている |
オランダ |
保険給付される医療の多くをプライマリケアを介したものにする等の医療保険改革以降医療費対GDP比、一般歳出比が大幅にアップしている |
アイスランド |
病院、高齢者施設への支払いを利用日数に準じた費用体系から、固定化された予算制度へ変更する等の施策により、医療費対GDP比、一般歳出比を抑えている |
ドイツ |
保険料のみで運営されてきた医療保険が逼迫し、国(税金)からも資金投入する状況でその分、消費税を上げるなどの対策を講じている |
デンマーク |
無料で診療・治療を受けることができる環境を整えているため、所得税・消費税の負担が大きくなっている |
イギリス |
医療機関を増やすなどの改革により、地域医療に対する満足度は高い状況にあるが、その分、医療費対GDP比、一般歳出比は上昇している |
フランス |
かかりつけ医制度を導入した2005年以降、医療費対一般歳出比が横ばいである |
アメリカ |
市場主義に基づく医療制度の下、15%の無保険者が生じ、医療費が増大している |
ニュージーランド |
地域内人口に基づいて医療費補助金を予算化している |
フィンランド |
人口統計などに基づく“包括的”な医療費助成制度が特徴で、医療費を予算化している |