中央政策研究所 中央政策研究所 中央政策研究所
  
     link サイトマップ 
     link お問い合わせ 
 
space
調査・研究・政策提言
 
line
  日本の医療費の状況…医療費要素分析:要約
line
日本の医療費要素の状況
 ■年齢階層別通院者率 60歳以上になると、男女ともに半数以上が通院している状況である
 ■医療機関利用日数 後期高齢者医療制度の65歳〜74歳階層は、8日に1度通院していることになる
 ■年齢階層別国民医療費 70〜84歳においては、入院外医療費の半分に相当する薬局調剤費を支出している状況である
 ■傷病分類別診療費 65歳以上において、循環器系の疾患、新生物に係る医療費が大きな数値となっている
矢印
日本の医療費要素から見た課題
 ■年齢階層別通院者率 60歳以上で通院者率が高まるのは、加齢による体調の変化や通院する時間を確保しやすくなる日常生活様式の変化によるものと推測されるが、「高齢者雇用安定法」による影響を今後捉えていく必要がある。
 ■医療機関利用日数 後発(ジェネリック)医薬品の使用促進が呼びかけられているものの、平成23年9月時点での普及率は22.8%であり、更なる普及促進策が必要となる。
 ■年齢階層別国民医療費 入院日数については、診療報酬改定によって直接的にコントロールされてきた経緯があるが、通院頻度について、直接的なコントロールをするかが一つの論点となる。
 ■傷病分類別診療費 早期発見に向けて、特定健康診査の受診率がその指標の一つとして捉えられているが、2010年の受診率は43.3%と低迷しており、生活習慣病予防行動、健康維持行動に対する一歩進んだインセンティブを検討する必要がある。
line
line
 
            一般社団法人 中央政策研究所         東京都千代田区神田錦町3-15 TPビル3F  TEL:080-1111-0944    
中央政策研究所
Copyright. The National Policy Research Institute, All Rights Reserved.    
space
space space