■年齢階層別通院者率 |
60歳以上で通院者率が高まるのは、加齢による体調の変化や通院する時間を確保しやすくなる日常生活様式の変化によるものと推測されるが、「高齢者雇用安定法」による影響を今後捉えていく必要がある。 |
■医療機関利用日数 |
後発(ジェネリック)医薬品の使用促進が呼びかけられているものの、平成23年9月時点での普及率は22.8%であり、更なる普及促進策が必要となる。 |
■年齢階層別国民医療費 |
入院日数については、診療報酬改定によって直接的にコントロールされてきた経緯があるが、通院頻度について、直接的なコントロールをするかが一つの論点となる。 |
■傷病分類別診療費 |
早期発見に向けて、特定健康診査の受診率がその指標の一つとして捉えられているが、2010年の受診率は43.3%と低迷しており、生活習慣病予防行動、健康維持行動に対する一歩進んだインセンティブを検討する必要がある。 |